大陸誌:神々の都市、ファリアス・ゴリアス・ムリアス・フィンディアス
- ベルリンカ
- 10月2日
- 読了時間: 5分

概要
G12で初めて神々の都市の一つ・ファリアスに足を踏み入れたミレシアンは、G18で別の神々の都市への門が開く瞬間を目の当たりにし、G27でようやく別の神々の都市の一つをその目で見る事ができました。
今回は、そんなエリンで話題沸騰中の神々の都市について、ケルト神話と比較しながら見ていきましょう。
ケルト神話の神々の都市とは?
世界の北の島々・ロクランにあった四つの都市
ファリアス、ゴリアス、ムリアス、フィンディアス

エリンの第四の種族・トゥアハ・デ・ダナーンの故郷です。
四つの都市があった"ロクラン(Lochlann)"とは、ゲール語で"スカンディナビア"を指す言葉です。
ケルト神話と北欧神話が混同されがちなのは、
こういう端々から北欧の影響が感じられるからかも
それぞれの都市には賢者がおり、トゥアハ・デ・ダナーンは彼らから魔法の知識を学び、その後、エリンに移住する際にそれぞれの都市から魔法の道具を持ち込みました。
持ち込まれた魔法の道具は『エリンの四至宝』と呼ばれ、神話の様々な場面で登場します。
都市 | 賢者 | 習得知識 | 魔法の道具 |
ファリアス | モルフェッサ | 王権 | リア・ファル |
ゴリアス | エスラス | 軍事 | ルーの槍 |
ムリアス | セミアス | 農業・医療 | ダグザの大釜 |
フィンディアス | ウスキアス | 法律・倫理 | クラウ・ソラス |
参考:
マビノギの神々の都市の設定は?
マビノギでの神々の都市は、エリンとは別の空間に存在します。
そして、四つの都市全てが、神々の争いにより既に滅んでいるようです。
かつては永遠を許されたファリアスの命が尽きようとしている。 これは地上に生きる者たち同然の愚かな神々のせいである。 葛藤は無知な者たちの専有物であり、明晰の栄光を失った都市には静寂のみが残されるであろう。 これより燃え盛る戦争の地は崩れ、流れる水は渇き、渦巻く風は止む。 土に覆われた墓に残されるものはこの墓碑のみであろう。 我々は、崩壊の波を約束で隠した。 争いの火種を絶やしたのである。 約束を破れば運命の白い波は溢れ出し、人々は水に濡れ、風にえぐられ、炎に包まれる。 この全てを土で覆い、永遠に目を閉じる事でようやく平穏が訪れるであろう。 |

エリンに移住した神々は、分かる限り全て"ファリアスの神々"であり、他の都市を故郷にする神々はいません。
他の都市でも「神々が去った」ようですが、去った先がどこなのかは分かっていません。
名前 | 故郷 |
モリアン | ファリアス |
キホール | ファリアス |
ネヴァン | ファリアス |
マハ | ファリアス |
ヌアザ | ファリアス |
マナナン・マクリル | ファリアス* *息子がファリアスの門番をしている事から推定 |
ハイミラク | |
ライミラク | |
ゼミダラク | |
トルヴィッシュ | |
アートンシミニ |
※ミイルは移住していないため除外
マビノギの四つの都市の賢者について

四つの都市の賢者については、エスラスとウスキアスという名前は出てきていますが、神々の都市と関係があるかどうかは不明です。
名前 | 言及がある事物 |
エスラス | G2: イメンマハ宰相でドルイドを名乗っていたが、本当はネクロマンサーだった。 |
ウスキアス | 書籍『エレメンタルの理解』『アイスボルト魔法:由来と修練法』: 世界の本質を見抜く目を持っていたらしい。 |
マビノギのエリンの四至宝について

エリンの四至宝については以下の事が分かっています。
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神々の都市の比較

以上を比較すると、マビノギの神々の都市について以下のように整理できます。
< 原典の神々の都市との差異 >
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まとめ
ぶっちゃけ、マビノギの神々の都市に関して、
全容が分かる情報がない!
なので、元ネタ通りとも、違うとも言えない!
でもそれは、これからの情報開示を楽しむことができるアツいキーワードという事。
ケルト神話での四つの都市について知っておく事で、マビノギでの四つの都市の情報がより楽しめると思います。

例えば・・・G27で、フィンディアスから来たという人物が、フィンディアスの運命とミレシアンを止めるためにデルガに協力している事が分かっていますよね。
原典の神々の都市の特徴を知っておくことで、「この人物が"ウスキアス"の可能性がないかな~」などと、素敵な妄想が広がリング(*´▽`*)
今後も待ち受ける、神々の都市を巡る冒険が楽しみですね!
次にミレシアンが向かうのは、順当にゴリアスかな~?
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