大陸誌:ゲパルトのコンヌース遠征
- ベルリンカ
- 4月14日
- 読了時間: 3分

概要
コンヌース港とセルラ港の開港により、エイリフ王国を介したエルフとジャイアントの民間交流が活発化しました。
エルフとジャイアントは、若い世代を中心に新しい種族関係を模索しています。
しかし、その道は決して一筋縄ではいかないでしょう。
というのも、エルフとジャイアントが最後に戦争をしたのは、そう過去の話ではありません。
その戦争で生き残った者達は、あなたのすぐ傍にもいるのです。
今回は、エルフとジャイアントの直近の武力衝突『ゲパルトのコンヌース遠征』について見ていきましょう。
ゲパルトのコンヌース遠征とは?

ジャイアントの先王・ゲパルトが自ら遠征軍を率い、
コンヌースに侵攻した侵略戦争
エルフ根絶の悲願を成し遂げるため、長い準備期間を経て臨んだ大遠征。
しかし、砂漠に入ると熱病で倒れる者が発生し始める。
ここまでは想定内だったが、突如発生した大規模な砂嵐で身動きが取れなくなり、挙句の果てには遠征軍の一部がアリ地獄に落下してしまうのは想定外の事態だった。

大自然の気まぐれの前に大混乱に陥った遠征軍に対し、砂漠を庭にするエルフは不意打ちの先制攻撃に成功。
人数も物資も有利な勝ち戦のはずだったが、自然を味方につけたエルフ軍の采配により互角の勝負に持ち込まれ、最後は地の利で勝ったエルフ軍の抵抗を前に撤退した。
<陣営> ○エルフ軍 司令官:カスタネア 親衛隊長:メイク 魔法戦士:クイビン 斥候隊長:グラニテス ヒーラー:アトラタ 兵士:グラナット 他 ○ジャイアント遠征軍 司令官:ゲパルト 突撃隊長:タウネス 兵士:バンスト 他 |
この遠征軍が撤退する際、熱病に侵されていたタウネスは取り残され、アトラタに保護された。

戦争の結果
結果:エルフ軍の辛勝
○エルフ軍
・メイクは重傷を負ったものの、回復して親衛隊長に復帰。
・クイビンは一族が全滅。片目の視力を失い、軍を退いて魔法教師になる。
・グラニテスは精神を壊し、妄執と希死念慮に取りつかれており退役。
○ジャイアント遠征軍
・ゲパルトは重傷を負い、その後の生涯は後遺症に苦しんだ。
・タウネスは熱病の後遺症で視力を失い、軍を退く。
また、エルフ・ジャイアント間に協定が結ばれ、ジャイアントはピシス地域外に軍隊を動かす際にエルフに事前通達をする義務が生じた。
なお、G17ではダウラ率いる特殊部隊・ブラックレイヴンがナチュラルに協定違反をしてザルディンに出兵したため、メイクと口喧嘩になっていた。
まとめ

イリア大陸は変革の時代を迎えました。
ミルオールとバトゥールの関係、メイクとクイビンの仲違い、新しい時代のジャイアント・イゲルナ・・・。
向き合うべき変化の流れに、ゲパルトのコンヌース遠征を経験した世代はどのように折り合いを付けていくのでしょうか?
ミレシアンは、これから時代との葛藤の一部を見ていく事になります。
だからこそ、『ゲパルトのコンヌース遠征』という戦争があった事を、是非覚えておいてください。
そして、願わくば年代記でこの戦争の一部始終が見たいです
開発部様!!!
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