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茶色の紙

大陸誌:エリンの地理

更新日:5 日前

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概要


ウルラ大陸、イリア大陸、ベルファスト島・・・20年の歴史を積み重ねたエリンの地図は広大です。

その地名は、実際のアイルランド島にある地名に由来する事もしばしばある事をご存知でしょうか?


今回は、エリンの地理に関する様々な情報を楽しんでいきましょう。

ウルラ大陸の地理


ウルラ大陸は、狭義で「エリン」と呼ばれる場所。

  • エリンという名称は、広義ではマビノギの世界全体を指すが、狭義ではウルラ大陸のみを指す。

ウルラ(Uladh)の由来はアルスター地方(Cúige Uladh)で、エリン(Erin)の由来はアイルランド島の別名エリン(Éirinn)。

ウルラ大陸は、イリア大陸から見ると霧に覆われている。

この霧は「魔法の霧」であり、正しい航路でないと迷うようになっている。

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  • 地方

地方名

関連情報

ウレイド地方

情報: ダンバートン領地以北の地域。かつて、ウレイド王国が栄えた。 現在もパルホロンの末裔が住んでおり、エイリフ王国には属していない。 由来: 中世アイルランドの北東部にあった、ゲール人の王国・王朝連合「ウレイド」。

または、アルスター地方のアイルランド語名「ウレイド」。

エイリフ王国

情報: ウルラ大陸最大の国家。首都はタラ。 人種割合は、トゥアハ・デ・ダナンが圧倒的に多い。 由来: G1だと、エイリフ王国は「エルヒアラ」と表記されているため、中世アイルランドの王国「エルギアラ(Airgíalla)」が由来だと考えられる。 この王国は、9つの王国の連合王国だった。 ただ、アルスター地域に「アイレク王国」という国もあり、名前だけ見ればエイリフ(Aliech)とアイレク(Aileach)方が近い。

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  • 地域

地域名

 関連情報

モオン山脈

情報: 標高が高く、年間を通して雪が解けない険しい山脈。 特に秋~冬は遭難者が増えるため、山守は繁忙期になる。 シドスネッタースリアブミッシといった地形を擁する。 由来: アルスター地方ダウン県にある「モーン山脈」。

ティルコネイル

情報: 夏は涼しく冬は寒い、高山気候。 古くからの住人は、シェイクスピアによって疫病から救われたパルホロンの子供たちの子孫に当たる。 エイリフ王国には属していない。 由来: 5世紀~1607年までアイルランドに存在していた「ティルコネイル王国」。 または、アイルランドのドニゴール県の別名「ティルコネル県」が由来。ドニゴール県は、1922年~1927年まではティルコネル県が正式名称だった。

トゥガルドアイル

情報: ウレイドの森があるが、商店街がある通りエイリフ王国の領土。 エイリフ王国とティルコネイルの緩衝地帯であるため、慎重に扱われている地域。

アントリーム山脈

情報: ダンバートンの西に連なる山脈。ナナカマドの群生地があるらしい。 この山脈に沿って、オスナサイルが整備されている。 由来:アイルランドのアルスター地方にある「アントリム高原」。 北端部はほぼ垂直の絶壁となっており、オスナサイルを彷彿とさせる。

ダンバートン

情報: 交通の要衝でティルコネイルとの国境に位置する町。領主はフォーダイス伯爵。 ダンバートンの建設には、現在トゥガルト商店街になっている場所で伐採された木材が使用された。 現在、エイリフ王国内で唯一学校がある。 由来: スコットランドのダンバートン県の都市「ダンバートン」。 中世ではストラスクライド王国の首都だった。

カブ港

情報:

海路の交易の発展により、港湾都市に成長した漁村。

ベルファスト解放戦以降、海賊の母数は少なくなったものの生き残りはいて、解放戦で海軍に秘密裏に協力した海賊がカブ港に隠居しており、その伝手で現在も海賊が訪れている。

スリアブクィリン

情報: エイリフ王国の採石地。占星術師の一族にとっては、「星の聖地」がある神聖な場所。 由来: アルスター地方アーマー県にある「スリーブ・グリオン」と呼ばれる山。アイルランド語で「スリアブ・クィリン」という。 ケルト神話アルスターサイクルでは、フィン・マックールやクーフーリンと関わりがある、由緒ある山である。 なお、場所はモーン山脈のすぐ隣。

アブネア

情報: タルティーン親衛隊の重要な補給路。 地名の由来でもあるネア湖では、アブネア鯉が釣れる。 ネア湖については地形パートへ。

センマイ平原

情報: 第一次・第二次モイトゥラ戦争共に、大規模な戦闘が行われた平原。 土が焼け、現在でも居住に向かないものの、外縁部は居住区が作れる程度に回復している。 恐らく、センマイ平原は通称で、正式名称がモイトゥラ平原 由来: コノート地方にある神話上の平原「モイトゥラ」が由来。第一次戦争がメイヨー県コング近郊で発生し、第二次戦争がスライゴー県アロー湖で発生した。 ただ、スライゴー県アロー湖の近郊だけに絞れば、「モイトゥラ東」と「モイトゥラ西」という実際の地名がある。

イメンマハ

情報: 貴族の別荘地。芸術の町として有名。 かつては学校があったが、イメンマハの惨劇の際に火事で全焼。再建される事はなく、跡地がパラディン騎士団の訓練場になっている。 領主はルエリの父→リアン(実権はエスラス)と引き継がれていたが、現在は領主不在となっている。 由来: アルスター地方のアーマー県にある遺跡「ナヴァンフォート」。アイルランド語で「イメンマハ」と呼ばれる。 古代のウレイド王国の首都だったという伝説がある。

タルティーン

情報: 首都タラを守る要塞都市。第二次モイトゥラ戦争では、バロールを失ったポウォールの残党による逆襲を防ぐ決戦場になった。現在は錬金術の町としても有名で、影世界の拡大を食い止める最前線 また、エイリフ王国で流通するほとんど全ての農作物を生産している。 標高は比較的高く高原に分類され、雷が多い。 由来: レンスター地域のミース県にある町「テルタウン」。アイルランド語で「テイルティン」と呼ばれる。 この地名の由来は、光の神ルーの養母である、女神タルティウ。 女神タルティウは、アイルランドの平野を農業のために開墾した疲れで亡くなったという伝説がある。

タラ

情報: エイリフ王国の首都。G16でエフル・マククルⅡ世から、娘のエレモンに王位が継承される。 住人は、貴族や王国軍人、王城勤務者などの富裕層が大半で、教育に関しては家庭教師を雇う事が普通であるため、学校が無い。 エイリフ王国の首都になる以前は、パルホロン王国の都市だった。 由来: レンスター地方サウスダブリン県の町「タラト」が由来。 地名の由来が「ペスト死者の集団墓地」であり、パルホロン族9000人がペスト流行により一週間で命を落とした伝説が実際に残っている。 または、レンスター地方のミース県にある丘陵「タラの丘」が由来。この丘には、アイルランド上王即位の儀式を行う王座や、王に予言を与えるとされた立石「リア・ファル」がある。 アイルランド上王は、ミース県、ウェストミース県、ダブリン県の一部に渡る範囲を直轄統治していたため、両方が由来の可能性が高い。

ブラゴ平原

情報: エリネドとレザールのブドウ農園と醸造所がある平原。 エリネドが育てるブラゴ・ノワールは、ウルラ大陸で伝統的な品種。 レザールが育てるエランズ・ソーヴィニヨンは、レザール自身が開発した新しい品種。

コリブ渓谷

情報: エリン川が通る峡谷。ハチの巣をドロップする木がある。 また、野生のシカが生息しており、キノコをあげる事ができる。 アルバン騎士団の試練場がある他、略奪団がアジトにしている山荘がある。 由来: コノート地方メイヨー県にある「グレンコリブ」。グレンは峡谷という意味。 または、同じくコノート地方メイヨー県にある「コリブ川」。

ガイレフ

情報: 日差しが強く乾燥している地域。モイトゥラ戦争では、人間側の駐屯基地がここに置かれた。 由来: ケルト神話アルスターサイクルの伝説「クーリーの牛争い」に出てくる「ガイレフの丘」が由来。

バンホール

情報: かつては、アダマンティウムが産出する鉱業の中心地として繁栄していたが、魔族の襲撃と大火災によって壊滅的な被害を受け、アダマンティウムも枯渇した事で若者達が町を離れていった。 非常に乾燥しており、年間を通して気温が高い。 由来: アルスター地方ダウン県にある町「バンガー」が由来。海岸リゾートの町。

モルバアイル

情報: ヤシの木が生えた沿岸の道。海水に削られたような形の岩が点在する。

ケアン港

情報: バリ鉱山の採掘量が全盛期だった頃、バンホールから鉱石を出荷するために作られた港。当時は、ケアン港にも町があった。 現在、コンヌース港とセルラ港に繋がる主要港として返り咲いている。

  • 地形

地形

関連情報

ムーンハイド渓谷

情報:アデリア川の水源がある。

本:アイラ・アルジェラ販売 / ティルコネイルの自然環境

スリアブミッシ

情報: 現在、カリアフが居座っている場所。更に北に進む道には結界が張られており、その先にも人は住んでいる様子。 由来:アルスター地方アントリム県の死火山「スレミッシュ山」。アイルランド語で「スリアブ・ミス」と呼ばれる。

シドスネッター

情報:

ゆきだるまからイヤリングが次々と出てくるのは、雪の妖精のイタズラのせい。

本:ピルアス販売 / -欲深い雪の妖精-

アデリア川

情報: メイブン司祭とエンデリオン司祭の前任で、謎の怪物からティルコネイルを守るために戦って殉教したアデリア司祭を偲ぶために名付けられた小川

キーワード:『アデリア川』

ダンカン、トルヴィッシュ、エタンの話は一見の価値あり。

うずまき丘

情報: 大地の女神ダヌがイタズラで作った地形だと伝わっている。 なお、頂上では城の建築用石材が採掘できる。 本:アイラ・アルジェラ販売 / うずまき丘の話

ネア湖

情報: アブネア鯉とナマズが釣れる唯一の場所。 由来: アルスター地方にある「ネイ湖」。 別名は「エオカイドの湖」で、エオカイドとはトゥアハ・デ・ダナンの主神「ダグザ」の事。

セン湖

情報: イメンマハが隣接している湖。 湖上に島が点在しており、それぞれの島には管理所有者がいる。

エリン川

情報: タラを流れる大きな川。 広域マップでは、セン湖から始まり大陸北部の海に流れているように見えるが、マップで見る水流はどう見ても逆。 どっちが始点なのか、物議を醸している。 本: アイラ・アルジェラ販売 / ダンバートンの自然環境

テフドゥイン

情報: センマイ平原にある地下遺跡。 黒き月の教団の施設だったが、現在はエイリフ王国が没収し、遠征隊基地を置いている。 由来: ケルト神話の神話サイクルに出てくる、死者の神ドンの墓地「テュク・ドゥン」が由来。 死者の魂が向かい、歓待を受ける場所とされている。

ドラゴン遺跡

情報: 当時のガイレフ地域では、クロウクルアフが信仰されていた。 この遺跡で発掘されているドラゴンの石像は、古代にクロウクルアフを模して作られた石像。

ラインアルト

情報: 鉱石が枯渇したために放棄された採掘場跡。 人間が寄り付かなくなったため、残った鉱石を求め、魔族が細々と採掘を行っている。

イリア大陸の地理


イリア大陸は、エフル・マククルⅠ世の代で発見された大陸で、当時から開拓計画が持ち上がっており、エフル・マククルⅡ世の代で実現した。

イリア大陸の地名はケチュア語で、地上絵の存在からもモデルは南米だと推測されている。

この土地はケルト神話には由来しておらず、近世のアイルランド人の南米入植の歴史をベースにしていると思われる。

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  • 地方

地方

関連情報

ラノ

情報: 温帯の気候。 元々はヴァン族の領土であったが、現在は先住民族がおらず、エイリフ王国の開拓地となっている。

コンヌース

情報: 乾燥帯の気候。 コンヌース・エルフの領土であり、いくつかの集落が存在しているらしい。 しかし、訪問できるのは一番大きな集落であるフィリアのみ。 フィリアには首長がおり、首長制国家である事が分かる。

クルクレ

情報: 熱帯の気候。 シャーマンの領土であり、ピシスとコンヌースの間に位置する中立地域。

ピシス

情報: 寒帯の気候。 ジャイアントの領土であり、バレスに国王がおり、君主制国家であると分かる。 イリニドの呪いを受けて土地が氷雪に閉ざされたため、イリニドの呪いが解けた現在、各地で雪解けが見られるようになった。

ザルディン

情報: 亜寒帯の気候。 ピシス以北という地理にも関わらず、火山活動が活発で地熱源が豊富なためか、草原や低木が見られる。

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  • 地域

地域

関連情報

メイズ平原

情報: 花の模様、人の模様の地上絵がある平原。 マングースやヌー、ツチブタが生息している。

ヌベス山脈

情報: サルの模様がある山脈。 野犬やラマ、オオヤマネコが生息している。 ラノの地下迷路への入り口があり、ソレアに繋がっている。

ソレア

情報:

星の模様の地上絵がある地域で、スターダストが最初に発見された場所。

マナトンネルが無く、飛行もできないため、ヌベス山脈又はセルラ海岸付近から入れる地下迷宮を使ってのみ立ち入る事ができる。

カイピ渓谷

情報: 太陽の模様がある渓谷。サボテントカゲが生息している。 雷雨の日、光る二刀流の石像を見つける事ができる。

ムユ砂漠

情報: 羊の模様、鳥の模様の地上絵がある砂漠。 古代は海だった場所で、化石が多く見つかる。 イリニドの呪いが解けた影響(イリアリニューアル)で、およそ三千年前のものと推定されるヴァン族の都市の遺跡が見られるようになった。

カルー森

情報: 木の模様、ヘビの模様の地上絵がある、ティカの木の森林。 夜になるとキノコがにょきにょき生えてきて、採集ができる。

ナレス高原

情報: ライノセラスの模様の地上絵がある高原。 ラノ地方とコンヌース地方を繋ぐ橋を作る事ができる祭壇がある。

コンヌース海岸

情報:

コンヌース地域の南東にある海岸。

魚の模様の地上絵がある。

ロンガ砂漠

情報: コンヌース地方のほぼ全ての面積を占める広大な砂漠。 北東にトカゲの模様の地上絵がある。 砂漠の亡霊はエルフのなれの果てだが、イリニドの封印が解けた現在、エルフが亡霊化をする心配はなくなった

ルぺス砂漠

情報: サソリの模様の地上絵がある岩石砂漠。 サソリやヘビが生息している。

メトス渓谷

情報: イリニドによって封印が施された場所。 渓谷の奥地には、岩壁の亀裂から黒い煙が噴き出しており、これはイリニドの封印の痕跡である。 ここに封印されていたのはアークリッチというモンスターで、その実態はとある禁忌を犯したヨヌンという人間のなれの果て。

エランズ渓谷

情報: クモの模様の地上絵があるオアシス。 ロンガ砂漠の地下迷宮(アリ地獄)の出口になっている。 レザールが開発したブドウの品種、「エランズ・ソーヴィニヨン」の原種は、このエランズ渓谷にあったという説が有力。

ケナイサバンナ

情報: 山の模様の地上絵があるサバンナ。 シマウマ、ライオン、ゾウなどが生息している。

パンタイ沼地

情報: トンボの模様の地上絵がある沼地。 光を放つ電球のような巨大植物があり、ワニや巨大トンボなどが生息している。

ヘルバ密林

情報: クルクレ地方の大部分を占める密林。 密林の木の模様の地上絵がある。 食人植物やオオヤマネコ、ヤスデなどが生息してる。 コーヒーの実が採集できる木がある。

ラッパ

情報: ドラゴンの模様の地上絵がある地域。 ボブゴブリンによって占拠されており、放棄された村がある。

ラテール高山地帯

情報: クルクレ地方の北部にある高山地帯。 熱帯のクルクレ地方では例外的に、気温が低く乾燥しており、植物がほとんど見当たらない不毛の大地。

ルナイ渓谷

情報: 羽のついた馬の模様の地上絵がある渓谷。 アイスワームやワーグ、バッファローが生息している。 ここで産出する氷の結晶は、川に氷の橋をかける事ができる他、より純粋な結晶はマナを保存する事が可能で、ジャイアントのマナ運用を助ける資源となっている。

セルラ海岸

情報: トナカイの模様、渦巻きの模様の地上絵がある海岸。 内陸部には、イリニドの呪いが解かれた影響で雪が解け始め、小さな泉ができた場所がある。

シルバ森

情報: ピシス地方の南部にある針葉樹林。 イリニドの呪いが解かれた影響で、気候が温暖になりつつあり、森林の南部で小さな花畑が見られるようになった。

バルバ盆地

情報: ピシス地方の北部にある盆地。 イリニドの呪いが解かれた影響で、雪解けによるクレバスや池が生じ、地形も非常に凸凹としている。 飛べない鳥の模様がある。

カリダ

情報:

大きなカルデラ湖の周辺に草原が広がる地域。 ザルディンの他の地域に比べれば安全。

カルデラヤギ、カピバラ、アリクイなどが生息している。

ブルードラゴンの縄張り。

温泉地帯

情報: ザルディン地方にある、間欠泉や温泉が見られる地帯。 この温泉は現在、ウルラ大陸でも旅行先として人気。

火山地帯

情報: 二つの大きな火山がある地域。

黒い岩石で覆われ、溶岩が露出している場所もある。

レッドドラゴンの縄張り。

レネス

情報: 感応儀式が行われる神聖な火山島。 ゴールドドラゴンの縄張り。

  • 地形

地形

関連情報

ケルラベースキャンプ

情報: メイズ平原の南端に設置されたベースキャンプ。

元々はウルラ大陸の商人によって秘密裏に設置されたベースキャンプだったが、イリア大陸発見以降は冒険者や研究者のベースキャンプとして開放されており、エイリフ王国の管理下にある。

ケルラ港

情報: イリア大陸とウルラ大陸を結んだ最初の港。 元々はウルラ大陸の商人によって秘密裏に設置された港で、大量の物資輸送を想定した港ではなかった。 その後、イリア大陸の開拓と調査が進んだ事で交易が盛んになり、交易組合の大型船が停泊するようになった。

ドラゴンの墓

情報: イリニドの呪いの消滅と共にムユ砂漠に出現した、巨大なドラゴンの骨と湧き水。 この湧き水は塩分濃度が高いため、植生は限られる。

ルトゥラー川

情報: ラノ地方とクルクレ地方またはコンヌース地方の境界になっている川。 メイズ平原北部、カルー森東部から渡る事ができる。

オアシス

情報:イリニドの呪いの消滅と共にロンガ砂漠に出現したオアシス。 冷たく綺麗な水が豊富に湧き出しており、ヤシの木やバオバブの木が成長できる。

シリエン生態保護区

情報: イリニドの呪いにより、古代エルフの魔法知識とコンヌースの古代の生態系が封印されていた場所。 保護区内の植物には、古代エルフの魔力の源と推測されるシリエンが蓄積されている。

フィリア

情報: コンヌース・エルフの最も大きな集落。 オアシスが出現する以前は、最も大きなオアシスでもあった。 イリニドの呪いの消滅と共に、封印されていた古代エルフの技術や自然の恵みが復活し、急速に文化発展をしている。 特に、織物や宝飾品などの繊細な加工品を得意とする。 急激に発展しているため、ジェネレーションギャップによる世代間対立が課題となっている。

コンヌース港

情報:

フィリア直轄の港。

フィリアの首長は他種族との交易を良く思っていないが、必要だという事は理解していたため、割り切って「どうせやるなら、ジャイアントの港より素敵な港にしよう」という信念で建設された。

単なる交易港ではなく、観光リゾートとしても機能している。

コンヌース地下迷路

情報: 別名・アリ地獄。 ゲパルトのコンヌース征伐の際、ジャイアント側が戦力を大きく削ぐ事になった要因の一つ。 天然の地下迷路で、出口はエランズ渓谷にある。

エルケ滝遺跡

情報: スイトゥー川にあるエルケ滝の下にある遺跡。 遺跡周辺には、結界により空間が分離されているシャーマンの聖地があり、かつてはクルクレの心臓が祀られていた。

ヒルウェン鉱山

情報: イリニドの呪いにより、古代ジャイアントの工学知識とヒルウェンの鉱脈が封印されていた場所。 ヒルウェン鉱石にはヒルウェンエネルギーが含まれており、マナに依存しない動力源として活用されている。

バレス

情報:

ピシス・ジャイアントの王都。

イリニドの呪いが解けて以降、ヒルウェン工学を中心に、マナに依存しない技術の急速な発展が見られる。 現国王は先王の養子であり嫡子ではないため、血統から正当な王の資質を疑問視する声がある他、宰相を筆頭に女王が国王の慧眼を曇らせていると懸念する勢力が存在している。

また、力の強さを重んじる価値観があり、体の弱いジャイアントや文化的な活動に対する偏見があるため、女王を支持する弱者層による社会改革の機運が高まっている。

セルラ港

情報: バレス直轄の交易港。

女王の影響力が強い港であるため、国王直属の軍隊であるブラックレイヴンと港職員の間で対立が生じている。

カリダ湖

情報: カリダを象徴する巨大なカルデラ湖。 周辺はガスの噴出や過剰な熱が無いため、植物が多く存在する。

カリダ探検キャンプ

情報:

イリア大陸最北のベースキャンプ。 王立地質学会が派遣した探検隊によって運営されている。

ザルディン橋

情報:

カリダ地域と温泉地帯を結ぶ、天然の橋。

レウス川の源流を見る事ができる。

ラスパ火山

情報:

恒常的に噴火が起きている火山。

火口から流れ出した溶岩により、溶岩の滝ができている。

周辺には、高温に適応したイノシシやクワガタ、トカゲなどが生息している。

発火石地帯

情報:

ラスパ火山の麓で、常に燃えている岩がある地形。

岩の温度が下がる雨天時に発火石が採掘できる。

この岩はザルディンを取り巻く環境の変化に敏感で、感応儀式やフィンディアスの運命に伴い、温度や成分の変化が起こる事が確認されている。

硫黄地帯

情報:

ラスパ火山の対面にある地形で、真っ黄色の地面から真っ黄色の硫化ガスが噴出している。

硫黄鉱床から硫黄の採掘ができる。

硫黄中毒状態というこの場所だけの状態異常を体験する事ができる。

火山渓谷

情報:

ラスパ火山とペラ火山の間にある渓谷。

大きく陥没した地面の奥には、溶岩が表出している場所がいくつも見える。

バルログが生息している。

ペラ火山

情報:

比較的落ち着いた活動の火山。

周辺にはイクシオンや盲目カニが生息しており、イクシオンの角は工芸品の材料として珍重されている。

ベルファスト島


かつて、海賊が占領していた島。

イリア大陸の発火石の発見により熱気球が開発され、その技術を軍事活用したベルファスト解放作戦により海賊が根絶された。


島全土の統治権は、解放作戦の指揮官であったオーウェン提督に与えられた。

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  • 地域

地域

関連情報

ベルファスト自治領

情報:

漁業や交易、海上警備の拠点として重要な町である他、人間と魔族の共存におけるモデルシティとなっている。

一年を通して温暖で、冬でも雪は降らない。

マナナン信仰が根強く残っているため、ライミラク教団の影響力が弱い。 由来: アイランドのアルスター地方アントリム県~ダウン県に跨る都市「ベルファスト」が由来と考えられる。

スカアハの海岸

情報:

以前は美しい場所だったが、マナナンの呪いにより汚染された場所。

汚染によって動植物が魔物化し、マナナンの呪いの根源である魔女が、近づく人間を魔物に変える事で、現在のような危険な場所になった。

アヴァロン

情報:

アルバン騎士団の聖地。

絶壁により外海から隔絶されており、唯一の陸上からの侵入ルートは神聖力により隠蔽されている。

上空からの目視も言及が無く、恐らく不可能なため、国王や自治領主ですらスカアハの海岸の更に奥に土地がある事を知らない。 由来: アーサー王伝説の「アヴァロン島」に由来。 「リンゴ」を意味するケルト語の「Aval」から命名されており、アーサー王の墓があるとされている。

トーリー峡谷

情報:

ミキネス絶壁の向こう側にある、魔族の土地。

しかし現在、魔族の姿はほとんど見られない。

黒き月の教団により人工的に土地の隆起が引き起こされ、峡谷というよりは山道という様相に変化している。 由来: アルスター地方ドニゴール県の「トーリー島」に由来。 バロールに関する数々の伝説が残る。

  • 地形

地形

関連情報

ミキネス絶壁

情報:

ベルファスト自治領とトーリー峡谷を隔てる断崖絶壁。 由来:デンマークのフェロー諸島にある「ミキネス島」が由来。

現在はデンマーク領だが、最初の開拓者は6世紀頃のアイルランド人で、名前もアイルランド語に由来している。

スカアハ偵察キャンプ

情報:

眩惑の森の汚染拡大や、スカアハに棲む魔物の動向を監視するために設置された偵察拠点。

偵察隊員と王政錬金術師は、お互いに不満が溜まっている様子。

魔女の洞窟

情報:

元海賊のスカアハが、マナナンから魔女化の呪いを受けて身を隠している洞窟。

洞窟の中のサハギンは、魔女スカアハに近づいた人間のなれの果て。

水源地

情報:マナナンの呪いによる汚染が広がり始めた場所。

眩惑の森

情報:

汚染を拡大させる森。

黒い煙を出す木を放置すると森が広がってしまうため、見つけたら折って浄化する必要がある。

黒い砂浜

情報:

アメシストゴーレムが生息している砂浜。

光る鉱物が見られる岩があるが、採掘はできない。

アヴァロンゲート

情報:

聖地アヴァロンの門で、アルバン騎士団の本部施設が併設されている。

見習い騎士は、この場所で訓練をしつつ、正式騎士の留守中の防衛を任されている。

アヴァロン境界地

情報:

アヴァロンの入り口付近。

アヴァロンが封印される前、異教徒の侵攻を阻止していた最終防衛ライン。

世界樹

情報:

アヴァロンに侵入した汚染された神聖力を浄化する力を持つ巨大な樹木。

捨てられた野営地

情報:

古代アルバン騎士団の修練生が使用していた野営地の跡。

アヴァロンの封印が解かれた後、現在のアルバン騎士団の見習い騎士が修練の際に利用している。

居住地の痕跡

情報:

古代アルバン騎士団の住居や広場があった場所。

アヴァロンの封印が解かれて以降、活用法についてアルバン騎士団内で議論が進められている。

忘れられた海岸

情報:

古代アルバン騎士団が最初に上陸を果たした場所で、外から物資を受け取る港があった。

ベグ絶壁

情報:

聖所がある浮島に入るためのゲートがある場所。

聖所

情報:

アヴァロン地域の中で最も強い神聖力が充満している神殿。

かつては古代アルバン騎士団の信仰の中心地だった。

衰退の沼

情報:

毒の沼地と、世界樹の影と呼ばれる巨木がある。

アヴァロンの世界樹が浄化の木ならば、その影は汚染の木であり、沼地の形成と関係していると思われる。

黒き砂利の海岸

情報:

荒々しい波が打ち付ける暗い海岸。

鉱石を含んだ岩が多く存在し、ツルハシで採掘が可能。

ドゥフカの祭壇

情報:

黒き月の教団が建設した、月石落下儀式のための祭壇。祭壇とは別に廃墟跡があり、城があったと思われる。

トールムゥ

情報:

元々あった塔を巻き込む形で神々の都市ファリアスが再現された、不気味な場所。


由来:トーリー島にある「トール・モール」という岩場。伝説上では、バロールがこの上に塔を建て、その中に娘のエスリンを投獄している。

独立地域

地域

関連情報

スクアッブティン

情報:

マナナン・マクリルが住んでおり、海を移動している島。

現在、マナナンは新しい住処にする島を探しているため、この島は空き地になる可能性がある。


由来:マナナン・マクリルの宝物の一つである魔法の船「スグアバ・トゥインネ(Sguaba Tuinne)」が由来。

マグメル

情報:

かつて、妖精の女王が支配していた妖精の土地。

元々はフィアードの森と繋がっていたが、人間が約束を破り、フィアードの母木を切り倒してしまった事をきっかけに入り口が閉ざされた。

妖精の女王が別大陸へ移住したために消滅の危機にあったが、マナナンが力を分け与えた事で存続している。


由来:

マナナン・マクリルが所有する島「マグ・メル」が由来。

選ばれた人々だけが訪れる事ができる、神々が住む異界とされている。

ピルボルの最後の荒野

情報:

首長を探してウルラ大陸に残ったピルボル族の一派が、ラビダンジョンの奥地に作った居住地。

ノイタールアラトの門を移す段階で、町の遺構は全て消滅し、現在は一部しか残っていない。

エイヴォン

情報:

エリンとは別次元にある神々の流配地。

かつては、現在のティルコネイル周辺に存在したパルホロンの町だった。


由来:

イングランドのウェスト・ミッドランド県ウォリックシャーにある都市、「ストラトフォード・アポン・エイヴォン」が由来。

シェイクスピアゆかりの地。

モエ海

情報: ウルラ大陸とイリア大陸の間を隔てる海。 交易で通過したり、遠洋漁船で釣りをする事ができる。 由来: アイリッシュ海にある「ノース海峡」が由来。 ノース海峡は、ゲール語で「モイル海峡(Sruth na Maoile)」と呼ばれる。

おまけ


言及のみが存在し、実際に見る事はできない土地については以下を参照してください。

参考資料






Comments


制作者:© 2021 エリン歴史学会

版権元:© NEXON / © Mabinogi

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