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大陸誌:第一次モイトゥラ戦争

第一次モイトゥラ戦争とは?


ウルラ大陸の覇権を争うトゥアハ・デ・ダナンポウォールが、

モイトゥラ平原を舞台に激突した一度目の戦争です。


 

<各陣営>


〇トゥアハ・デ・ダナン陣営 (エイリフ王国)

 国王:ヌアザ

 指揮官:モリアン

(協力者:シェイクスピア)

 同盟:ピルボル族 (後に寝返る)


〇魔族陣営

 国王:キホール

 協力者:クロウクルアフ

 同盟:ピルボル族


〇ピルボル族

 国王:???

 指揮官:スレン

 同盟:トゥアハ・デ・ダナン → ポウォール


 

<概要>



女神モリアンの加護により、トゥアハ・デ・ダナンは優勢を勝ち得ていた。


しかし、ポウォールの甘言に乗せられ、プールナブロンを利用して秘密裏にポウォールと連絡をとっていたピルボル族が、遂にトゥアハ・デ・ダナンを裏切る。

これによって、トゥアハ・デ・ダナン陣営の優位は崩れ、戦況が拮抗する。



魔族側に寝返ったピルボル族は、最前線でトゥアハ・デ・ダナンと相対する。

しかし、魔族からの援軍が無かった事で壊滅に追い込まれる。


ポウォールの王・キホールは、この戦争でトゥアハ・デ・ダナンを再起不能にし、その次に敵対するであろうピルボル族を弱体化させるための策略を巡らせていた。

ピルボル族は、キホールの策略に乗せられてしまったのだ



これに同情したヌアザは、生き残ったピルボル族をトゥアハ・デ・ダナンの一員に迎え入れる決定を下し、生き残ったピルボル族に和平を提案する。


しかし、その提案に刃で返したピルボル族の戦士・スレンの攻撃により、ヌアザが片腕を失う重傷を負う。

ヌアザは手当てのために地下要塞ラフに搬送されるが、これこそがトゥアハ・デ・ダナンを一網打尽にしようとするキホールの策略であった。



ピルボル族を最前線に置いた後から動きの無かったポウォールは、魔族の国から続く通路(=別世界の扉)からラフ内部に一斉攻撃を仕掛ける。


指導者、主力の兵士、民間人が集まっている地下要塞は瞬く間に地獄と化し、戦況は魔族に大きく傾く。

その時、女神モリアンがラフに現れ、女神の力で魔族の侵攻を食い止めて生き残っているトゥアハ・デ・ダナンを外に逃がす。



戦争の女神とはいえ、数に圧されて徐々に弱っていくモリアンは、最後の力で魔族の国から続く道と要塞の出入り口を女神の結界で封印し、逆に魔族陣営を一網打尽にする事に成功する。



要塞の中に一人残った女神モリアンは、魔族が召喚したクロウクルアフにより石にされ、エリンでの肉体を失う。

この時に分離した女神の魂は、キホールの手で魔族の国(=あの世)に封印される。



その後、人間は僅かに残った魔族陣営の残党を滅ぼし、

戦争はトゥアハ・デ・ダナン陣営の勝利に終わる。



 

第一次モイトゥラ戦争の内容から分かる事



  • パルホロン族の滅亡は、第一次モイトゥラ戦争より前    まず、人種ごとに国家が乱立して覇権を争っているため、覇権国家がない  カリバーンを持つウレイド王国が残っていれば、このような状況にはならない。



  • ネベド族は、第一次モイトゥラ戦争頃にはもう記録に現れない  ネベド族に関する記録で一番新しいものは、シェイクスピアの日誌である。  ポウォールがネベドを征服しようとしているという内容以降の記録が見られない事  から、恐らくネベド族はポウォールに敗北して滅亡している



  • ネベド族は、ウルラ大陸に何かを遺している(=ネベドの遺志)

  • ピルボル族は、上記の"ネベドの遺志"を引き継ごうとしていた    具体的に何なのかは定かではないが、少なくともピルボル族が欲していた。  そして、今それを持っているのは、ウルラ大陸の覇権種族となったトゥアハ・デ・  ダナンで間違いない。  考えられるとすれば、そもそも最初にポウォールに立ち向かった人種はネベド族  で、「ポウォールにエリンを渡さない」という強い意志を持ち、ポウォールと対立  する人種となったが、志半ばで滅亡してしまったため、その栄光ある役割を引き継  ごうとする人種が出てくる。  そこに名乗りを上げた種族の一つがピルボル族だったため、文字通り"ネベドの遺  志を受け継ぐ"事が一族の夢だったのかもしれない。


 

第一次モイトゥラ戦争の遺構・遺物



  • ラフ要塞 (=フィアードを除くダンジョン)

  • プールナブロン

  • ケルティック素材

  • 女神像

(2024年3月23日現在)

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