概要
ソウルストリームの引導者『ナオ=マリオッタ=ブラデイリ』。
彼女が『転生したマリー』である事は、ミレシアンならば誰もが知っているかと思います。
しかし、転生に利用された"リア・ファル"という装置の性質上、この転生はミレシアンが行う転生とは原理が異なる事を覚えている者は少ないでしょう。
「ナオとは一体何者なのか」
今回は、この問いの答えを探ってみましょう。
リア・ファルとは何か?
はじめに、マリーの転生に使用された"リア・ファル"について把握しておきましょう。
リア・ファル 別名:古代の知恵 タバルタスによって守られていたファリアスの遺物。 神に選ばれた人間に、神の意志と魂を同化させるために使用される。 |
リア・ファルでの転生の原理
リア・ファルでの転生は、ミレシアンの転生とは異なります。
<ミレシアンの転生> 新しい肉体に本人の魂を入れる 肉体は変わるが、意識は元の人間である。 |
<リア・ファルの転生> 人間の肉体に神の魂を入れる 人間の肉体は神の肉体に変化し、元の人間の痕跡は記憶のみ残る。 例:タニリエム→ハイミラク、ミリア→マハ |
以上を踏まえると、マリーの転生に関して以下の事が分かります。
リア・ファルの性質上、ナオにも元になった神がいる
マリーと融合した神は誰なのか?
本来ならば、タニリエム→ハイミラク、ミリア→マハのように、"ナオという名前の神が融合した"と考えるのが順当でしょう。
しかし、そうはいかないのが我らが謎多きアイドル・ナオなのです。
実は、ナオ=マリオッタ=ブラデイリという名前はシェイクスピアが付けたもので、融合した神の元来の名前ではないのです。
つまり、名前以外の特徴で考察をするしかありません。
ナオの特徴は以下の通りです。
<ナオの特徴> ・白い髪と青い目 ・BGM「白鹿の話」「眠れし人への祈り」 ・マリーは弓使いだったが、ナオは弓を使えない ・ワシミミズクのペトロックが友達 ・ライミラクに仕えるモリアンに仕える神=愛を重んじる神 |
これらの特徴に合致する神が、現状は一人だけ存在しています。
それは、デブニッシュの森の白鹿です。
ナオ=デブニッシュの森の白鹿説 <根拠> ・ナオの専用BGMが「白鹿の話」である ・デブニッシュの森の白鹿は、白い毛と青い目の女鹿である ・白鹿は森を守る聖獣であるため、狩猟を制限する立場・書店の"白鹿の話"は、白鹿の娘と人間の青年の愛を描く物語 |
まとめ
ところで、この記事を読んでいて思ったかと思います。
「デブニッシュの森ってどこ?」
それもそのはずで、そもそもデブニッシュの森という場所は存在が文章で語られるだけで、実際に行けるマップとして実装されてはいないのです。
ナオ=デブニッシュの森の白鹿という仮説が正しいとすると、その恋人である栗毛青目の雄鹿は今どこにいるのかという疑問は当然残ります。
しかし、それに関しては仮説を立てようにも根拠になる言及がどこにも存在しません。
ナオの正体に関しては、マビノギの最初期からこれだけの情報が散りばめられているというのに、その周囲の情報が一切ないのは不自然です。逆に気にしてくれと言わんばかり。
なので、私は思うのです。
デブニッシュの森を実装するまで、ナオに関する物語をずっと温めているのではないかと・・・。
20年経っても謎多き注目の的、我らがナオ=マリオッタ=ブラデイリ。
彼女の謎が解明されるその日まで、死んではナオに助けを求めるほのぼの(?)ファンタジーライフを満喫していきましょう。
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